IEER Home

9月11日の悲劇への非暴力的対応を考える
「10月2日ガンジー生誕記念日集会」の呼びかけ


2001年9月11日のテロリストによるニューヨーク、ワシントン攻撃は、世界を大量破壊の脅威から最大限守るグローバルな対応の必要性を示している。数千人のアメリカ人に加え、55カ国以上の国籍をもつ人々が死亡した。全世界の人々が悲しみにくれている。しかし米国政府が行おうとしている暴力による報復は、一層の流血とさらなるテロのリスクをもたらすだけだ。我々は、罪のない人々の殺戮を非難し加害者の裁きを求めるだけであってはならない。世界から不平等と暴力を減らしてゆく平和的で非暴力的な道を見いださなければならないのである。

マハトマ・ガンジーが始めたインドの非暴力独立運動は、19世紀中葉の米国で不正な戦争と奴隷制に抵抗したヘンリー・デヴィッド・ソローの行為に部分的に触発されたものだった。その後、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアが率いた公民権運動は、ガンジーの先例に部分的に触発されたものである。

10月2日はガンジーの生誕記念日である。この日、世界中のそれぞれの地域で集会を開き、同じグローバルな災厄で亡くなった人々をしのび、この悲劇のグローバルな性質を認め、その再発を防ぐために、国境をこえてどんな共同歩調がとれるかを考えよう。暴力、ミリタリズム、不正に反対し、グローバルな民主主義と正義、平等、友情をめざす世界運動のため、マハトマ・ガンジー、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師、ネルソン・マンデラが率いた非暴力運動の歴史が伝える教訓を考えるのもよい。9月11日、恐怖と涙の灰燼の中から生まれた歴史の十字路に立つ我々は、その伝統を21世紀の世界における標準とするための土台を築き始めることができる。


「エネルギーと安全保障」日本語版[Energy & Security Japanese index
IEER ホームページ [IEER Home Page]
Institute for Energy and Environmental Research

コメントはmichele@ieer.org までお寄せください。

Posted September 25, 2001
Reposted October 4, 2001